病は口の中から入る

中国では、「病は口の中から入る」といい、昔から歯を大切にすることが健康の基本であるとされています。

「朝、歯を三十六回噛み合わせると、年をとっても歯が抜けることはない」という中国の民間の諺があります。

歯を常に叩いていると、歯根と歯の周囲が硬くなり、血液循環もよくなり歯の神経や歯髄細胞を活性化させます。

そして、歯の土台となるクッションとしての歯根膜には、無数の神経線維が分布しており、「巨大センサー」となっています。

センサーがつかんだ情報は、神経を介して脳幹に伝えられ、脳からはその刺激に基づいた指令が、内臓の働きを調整する自律神経系やホルモンなどの内分泌中枢、首や肩などに瞬時に伝えられます。

なので、精神状態が安定し免疫系もよく働くので、体調がどんどん良くなっていきます。

まず姿勢を正し、呼吸を整えリラックスしましょう!

①口は軽く閉じて、上下の歯をリズムよく噛み叩きます。奥歯を36回、前歯を36回、そして奥歯と前歯を交互に36回噛み叩きます。

②顔の上から指を使って、上下の歯ぐきをまんべんなく上下動させることでマッサージします。

③歯ぐきを指で直接持つようにして、前後・横・上下に震わせながら動かします。こする事もよいでしょう。

形式にとらわれず、「カチカチ」するでけでも効果は十分期待できます。

また、行っていると唾液が口の中でいっぱいになってきます。しっかり溜めて、飲み込んでくださいね!