食事
副交感神経を優位にするには、腸の働きを高めることが効果的です。
食物繊維の多い野菜を積極的に摂って、腸の働きを高めて自律神経のバランスを整えましょう。
肉や乳製品を減らして、できれば主食を玄米にするとよいでしょう。
- 玄米
- 玄米は炭水化物、たんぱく室、ビタミンB群、ミネラルなど必要な栄養素のほとんどを含んでいます。
玄米を主食にすれば、多くの食品を食べる必要はありません。
- 発酵食品
- みそ、しょうゆ、納豆などの発酵食品は、腸内の細菌叢を良好に保ちます。
腸内も環境がよくなることで、自律神経のバランスも整ってきます。
- 食物繊維
- 食物繊維の多い食べ物をできるだけ摂るようにしてください。
消化しにくい食物繊維が多い食べ物を消化するため、腸の働きがよくなります。
腸の働きがよい状態は、副交感神経優位の状態です。海藻やキャベツ、ゴボウなどは多くの食物繊維を含んでいます。
- 酸っぱいもの
- 酸っぱいものを適度に摂りましょう。酸っぱいものは唾液や消化液の分泌を促します。
消化液の分泌がさかんな状態とは、副交感神経優位の状態です。梅干し、酢、レモンなどを少量摂りましょう。
- よくかむ
- 食べ物をよく噛むことも大切です。よくかむことで、唾液の分泌を促すとともに食べ過ぎも防げます。
ただし、よくかむといっても、いつもトロトロになった状態にして飲み込むと、消化管が働かなくてもよくなってしまい、腸管免疫が低下します。
ほどほどにしましょう。また、やわらかい食べ物ばかりを摂っていると、咀嚼筋が発達しません。
固いものを適度に摂りましょう。