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相対的副腎機能低下症

相対的副腎機能低下症(以下副腎機能低下症)は、一般的な医療現場で言われる副腎機能不全とは区別して考える必要があります。


副腎機能不全はアジソン病と言われるもので、症状は低血糖・低血圧・脱力感・疲労感・体重減少・食欲不振・うつ病によく似た症状が出るが、この場合の治療は投薬などが必要であるため内科領域になります。


ここでいう副腎機能低下症はアジソン病ほどではないが、副腎のホルモンの放出量が低下することをいいます。


症状は上記のアジソン病と大差はないが、他にも湿疹・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・頭痛・難聴・不眠症・自殺願望などの症状も出る場合が多くあります。


副腎機能低下症の原因は、長期間に渡る過剰なストレスにあります。

ストレスは精神的なものだけでなく、姿勢不良などによる体が歪む構造的ストレス、栄養のアンバランス等科学的なもの、温度と湿度のストレスと4つに分かれ、そのそれぞれが重なり合うようにして貯まっていった結果なのです。


副腎の特徴と重要性

副腎は腎臓の上に乗っかるカタチで位置しており、成人の場合は腎臓の13分の1の大きさです。

しかし新生児の場合は、腎臓の3分の1ほどで、腎臓対比で考えると成人よりもかなり大きい事がわかります。

しかも、新生児と成人の副腎の大きさはほとんど変わりません。


これは副腎が非常に重要な役割を果たしていることを示し、実際に副腎はストレスに順応するのに非常に重要な臓器なのです。


「視床下部→下垂体→副腎」というストレスに対する反応の流れをHPA軸といいます。


ストレスを受けると

  1. 脳は視床下部から副腎皮質刺激ホルモンを放出
  2. 下垂体から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を放出
  3. 副腎皮質からは糖質コルチコイドが放出され、副腎髄質からはアドレナリンが放出され交感神経を働かせる。

この一連の流れでストレスに抵抗し始める。


妊娠している女性の副腎が枯渇状態にある時、胎児の副腎は胎盤を通して、母体の副腎HPA軸を補うように働きます。

その為、産後はHPA軸の働きがさらに弱まり、産後うつなどになる場合も見られます。

また、生まれてくる子の副腎も枯渇するケースが多く、アレルギーや副腎機能低下症に関わる問題を起こしやすくなると言われています。


過剰なストレスで精神活動も停止します

うつ病に限らず、過度のストレスを受けると脳は機能低下、もしくは機能停止を起こします。

脳は3層になっており、特に中間層の大脳辺縁系から表層の大脳新皮質にかけて顕著です。


これは、ストレス時に放出される糖質コルチコイドが原因であります。

実は「海馬」の神経細胞を糖質コルチコイドが不可逆的に破壊することがわかってきたのです。


長期間に渡ってストレスを感じると、最初に糖質コルチコイド受容体というもののみが減少します。

この時点でストレスがなくなればまた元に戻ります。

しかし次の段階になると海馬の神経細胞自体は減少してしまうのです。

ここまで来てしまうと、ストレスがなくなっても神経細胞は戻ることはありません。


うつ病の多くが記憶に障害が出てくる場合が多く、それはストレスに抵抗するために必要な糖質コルチコイドが、海馬の神経受容体や神経細胞に影響を与えるために起こります。


アルツハイマーの方にHPA軸の機能亢進などもみられ、ストレスと糖質コルチコイドがアルツハイマーへの関与も報告されているのです。


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