つらい時こそ上を向いて歩こう!
肩を落とし、背中を丸めて歩く姿は決して美しいとは言えませんね!
むしろ極めて非健康的な印象を受けてしまいます。
食欲がない、元気がないといった自律神経失調症に見られる症状も、前かがみの悪い姿勢に起因していることがあります。
そこで、姿勢のチェック法ですが、直立した時に耳・肩・骨盤・ひざ・足首の真ん中が、横から見て結んだ線が真っすぐか、もしくは後ろに反っている場合は問題なく、前に傾いているようなら要注意です。
スポーツをしていて、ミスをすると落ち込んで、うつ向きかげんになる人がいますが、そんな時こそ姿勢を正すようにすると状況はまた変わってきます。
良い状況を自ら作っていくのです。
その際、加えて目線を上に持ってくるとさらに感じが変わってきます。
ひとは、何か考え事をしている時必ず下を向いているものです。
今まで、それでいいアイデアが生まれたでしょうか?
ここで少し実験してみましょう!
今抱えている嫌な事柄を考えながら、目線を下に、上にと向けてみましょう。
なんか違いますよね?
不思議と何か感じが違うことを体験出来たと思います。
これで全てが解決するわけではありませんが、すこしでもさわやかな感覚と、「まぁいいかぁ~」みたいな気持ちになります。
そして、目線を水平より約20度上方にすると、α波が出やすいことがわかっています。
α波が出た状態とは、何かに没頭しているときや、心が落ち着いている時の思考・集中・瞑想状態です。
集中力が増し記憶を引き出しやすくするのです。
また、潜在意識にアクセスされるので、潜在能力を発揮しやすくなります!
やはり、ベストの状態からベストな答えが出ていると思うのです。
「病は気から」ということもありますが、「病は姿勢から」ということも十二分に考えられますので、自身の体調や調子が今ひとつという方は、こまめに姿勢のチェックをしてみてください!