腸内細菌で活性酸素除去

肌の細胞を傷つけてしまう原因として注目されているのが「活性酸素」です。

そして、この活性酸素を除去する役割を「腸」が持っていることをご存知でしょうか?

活性酸素は、私たちの細胞に作用することで細胞を変性させ、がん細胞を作り出したり老化を促進させたりします。

「腸内の環境が良好なら、腸内細菌が活性酸素を退治してくれるのです。」

逆に環境が悪ければ、肌の細胞はもちろん全身の細胞が活性酸素の攻撃を受けることになります。

すると肌にはシミやシワ、たるみが出来てしまいます。昔から「肌は内臓の鏡」と言われる所以です。

つまり、肌の状態を見れば腸の状態、体全体の老化の程度がわかってしまうのです。

肌年齢は見た目の良し悪しに関わるだけでなく、健康のバロメータとしても重要なものだと言えます。

ネズミを使った研究で、若いネズミの腸内細菌を、老いたネズミに移すと若返ったというデータがあります。

この結果から、腸内環境を良好な状態で維持できている限り、実年齢にかかわらず若さを保てるということが証明されているのです。

女性の場合、シミ・シワに至らなくともはっきり分かることは、お化粧の時でしょう。

心と体の状態が思わしくない時は、ほぼお化粧の「のり」が悪いということはありませんか?

それは化粧品のせいではありません。

ひとえに肌の状態が悪いからなのであります。

そして肌の悪い根本は腸内環境にあることを認識してください。

また、ここではお伝えしませんが、腸内環境チェックで重要なのが「排泄の状態」です。

これは毎度のことですので、まずはよ~く観察することから始めてみてください!