便秘に効く食べ物 No.1

頑固な便秘も「緑茶と大根」で効果が期待できます。

「大根とお茶をとると医者はみな失業してしまう」ということわざがあるほどです。

中国では大根は、気を下げる作用や気をめぐらす作用をもつ食材として、また「十月紅人参」とも呼ばれ、朝鮮人参とならんで滋養効果のある食材でもあるのです。

この大根を、生で食べるようにすると整腸作用をもたらして、便通がスムーズになってきます。

生で食べるのであれば、どんな形でも構いません。

しかし、火を通してしまうと、気の作用を弱めてしまい効果は半減です。

次に緑茶ですが、これは大根を食べる時に一緒に緑茶を飲むことをお願いします。

ここがポイントです。

緑茶にも大根と同様、気を下げる作用や整腸作用があり、頑固な便秘にはさらなる効果が期待できるのです。

緑茶の飲み方ですが、お湯で煎じた暖かいものとしてください。

ペットボトルで販売しているものはそもそもNGです。

また、同じ茶なら「烏龍茶」というのもありますが、これもいけません。

烏龍茶はもともと下痢症状のための薬茶なので、便秘の方が飲むと逆効果になってしまいます。

兎にも角にも、便通異常はなく腹は万全、しかし自律神経失調症・うつという方は見たことがありません。

なにかしら便秘や下痢といったことを抱えています。

便通異常だから自律神経失調症なのか、うつだから便通異常なのかといった、卵が先かにわとりなのかといったことは横に置いておきます。

やはり、体の中身を変えるのは、栄養補給である食事です。

当たり前ですが、人の体は食べているもの以上の体にはなっていないはずですよね。

ですから「便秘は結果である。」と思っていただき、根本に取り組んでみてください。